テレワークに適している業種というのはどんな仕事？

テレワークは新型コロナウィルスの感染症予防対策として数多くの企業が導入してきております。

しかし、テレワークは導入したいけどできないという企業もあるんですね。

それは色々と言い訳をしてテレワークができないという事ではなく、物理的に不可能という業種もあるんですね。

ただ、テレワークというのは会社の業務を全てテレワークにしなければならないというものではありません。

テレワークに適さない業種でもテレワークができる業務もきっとあるはずです。

少しでもテレワークができるのなら、それは感染症予防対策にも繋がると思います。

ここではテレワークに適している業種について解説したいと思います。

パソコンだけを使っている仕事がテレワークに適している！

それではテレワークに適した業種はどのような仕事になるのでしょうか？

まず最初に思い付くのが、パソコンだけを使って仕事をしている人達ですよね。

ただ、数多くの企業でテレワーク導入ができていない理由は、パソコンを接続しているネットワークにあるんですね。

自宅にパソコンがあったとしても、会社のネットワークに接続されていなければできない仕事が多いのが現実です。

もちろん、インターネット経由で情報のやり取りというのは可能ですので、テレワーク導入の敷居というのは低いと言えるでしょう。

テレワーク導入を考える時に、会社と同じ環境が必要だと考えている人が多いのですが、その既成概念を取り払う事が重要だと思います。

つまり、仕事のやり方を変える必要があるというわけなんですね。

テレワークでの環境が会社と同じ環境だからと言って、同じ成果が出るわけではないんですね。

テレワークならではの仕事のやり方を見つけ出す必要があるんですね。

 

紙媒体がなければできない仕事なんてない！

自分の仕事は紙媒体がなければできない仕事だと考えている人は多いと思います。

しかし、紙にこだわらずタブレットなどを利用しても良いと思います。

タブレットであれば社内のネットワークに接続する事ができますので、いつでも最新情報を取り出す事が可能です。

テレワーク導入も同じように考えなければなりません。

紙を使わなくなるというのは、紙や印刷に掛かるコストを削減できますし、印刷するための手間も削減する事ができますよね。

報告や連絡や相談についても、紙を使わなくてもメールやテレビ会議のアプリでも可能ですので、全く問題ないと思います。

 

飲食業でも部分的にテレワークが可能！

もちろん、飲食業などの接客を伴う業種というのは正直テレワークには向いていないんですね。

しかし、注文や予約をホームページから行なう事によって、注文を受け付ける仕事についてはテレワーク導入が可能だと思います。

このように仕事を細分化すれば、部分的なテレワークが可能になります。

飲食業でも全ての人が調理場に立つわけではありませんし、接客する人も限られているはずです。

今後は調理場や接客の仕事以外でテレワークをする事ができないかをしっかりと検討する必要があると思います。

 

今やっている仕事には無駄な部分がたくさんあった！？

テレワークの導入というのは自分達が日々やっている仕事を見直す事にも繋がります。

最初からテレワークは無理だと考えるのではなく、テレワークでできる部分を探してみる事が重要だと思います。

これまでは手作業でやっていた事をオンライン化する事で、効率化を図る事も可能になると思います。

つまり、今やっている仕事には無駄な部分がたくさんあったという事が言えます。

新型コロナウィルスが蔓延した事によって、多くの人が何かしらの被害を受けたと思いますが、もしかするとこれをきっかけに仕事の効率化を促進させてくれるかもしれませんね。

      

テレワークによって東京などの大都市に住む意味は無くなる！

テレワークは新型コロナウィルス対策として注目されているのですが、本来の目的というのは人の移動をなくし、遠隔地でも仕事ができる形を作る事なんですね。

そのためには仕事のやり方を根本から変えていかなければなりません。

日本は東京一極集中と言われていますが、テレワークが進む事によって東京などの大都市に住む意味は以前よりも無くなると思います。

これは企業にとって大きなメリットと言えるでしょう。

何故なら東京などの大都市は家賃という固定費が掛かりますので、それを削減できるかもしれないからです。

新型コロナウィルスがもたらした大きな時代の変化というわけなんですね。

 

テレワークをやらない企業は取り残される時代が来る！

テレワークを導入する事によって、これまでの働き方が根本的に変わろうとしております。

当然、テレワークに適していない業種や仕事が存在するのは間違いないですが、それでも部分的には導入する事ができると思います。

テレワークのメリットは様々なありますが、これからの仕事というのは感染症予防対策を大前提とした考え方を持っていなければならないので、テレワークの導入は必須になってくると思います。

テレワークをやらない企業はこれからは取り残される時代が来ると思いますので、どんな業種や仕事であっても導入の検討はする必要があると思います。