テレワークを導入したら社員の業務管理はどうやってやるの?


テレワークを導入する事によって困るのは、どうしても社員の管理が疎かになってしまうのではないかという点ですよね。

当然ながら、会社の事務所やオフィスに集まって仕事をするわけではないので、これまでのような管理の仕方はできません。

なので、これまでの仕事のやり方を変える必要があると思います。

それではこれまでとは違う業務管理のやり方というのは一体どういうものなのでしょうか? 

ここではテレワークの導入と社員の業務管理について解説したいと思います。


テレワークの導入で報連相を上手く実現する事が成功のカギ!

一般の会社では社員の業務管理はどのようにやっているのでしょうか?

企業の形態によって異なりますが、1つのプロジェクトを共同作業で行なっている場合、1人1人の仕事の進捗を管理しておく事が重要になります。

テレワークを導入する場合、直接作業状況をチェックする事ができませんので、進捗管理というのはこれまで以上に重要になるんですね。

社会人として重要な事として報連相というものがありますよね。

作業の報告、必要事項の連絡、そして分からない時の相談です。

テレワークの導入でこの報連相を上手く実現する事が、成功のカギと言って過言ではありません。

自宅にパソコンを置いて、その前で作業をしているとしても、分からない点が出てきたら誰かに相談しなければなりません。

リアルタイムにその分からない事を相談できるとは限りませんので、必要な情報を得るまでに時間が掛かってしまう場合もあるでしょう。

それでも仕事を止めないで進められるような仕組みが必要になってくるんですね。

      

業務を管理するためのツールも検討する必要がある!

もちろん、完璧に管理できるテレワークを目指す必要はなく、漏れがない事をチェックするだけで十分だと思います。

多くの人が働く企業では1人1人を上司が管理するのではなく、自己申告によって状況把握をする事が現実的なんですね。

社員各々が自分の仕事の状況について、特定のファイルに書き込めば、それで全体の仕事の進捗状況が見えてくると思います。

テレワークに限らず、進捗管理のための道具やシステムというのはたくさん販売されておりますし、インターネット経由でアクセスできる商品やサービスがほとんどなんですね。

実作業を自宅でできる環境を整える事だけではなく、業務を管理するためのツールについても同時に検討しなければならないんですね。

特に社員の人数が多ければ多いほど、管理するのが大変になりますので、ツールやアプリは必要になってくると思います。

新型コロナウィルスの感染を防ぐために急遽テレワークを導入した企業においては、ほとんど前準備をしていない企業が多いと思いますので、進捗管理がおろそかになっている危険性があります。

そうなると、結果として仕事の効率が落ちてしまい、テレワークが原因で仕事の効率が落ちてしまったという事になってしまうんですね。

これまでの仕事のやり方とテレワークでの仕事のやり方は違いますので、管理するためのツールもしっかり準備できれば、テレワークでも問題なく仕事の効率を高める事ができると思います。

 

テレビ会議ができればテレワークもできるわけではない!

テレビなどの番組を見てみると、テレビ会議ができればテレワークもできるものだと勘違いしてしまいそうになります。

テレワークの本来の意味はかなり違いますので、その辺はしっかりと理解した上で導入を検討した方が良いと思います。

テレビ会議ができれば便利というだけで、テレビ会議というのはテレワークのごく一部に過ぎないんですね。

一般的には1日中会議をしている企業はないですし、テレビ会議をしている時間よりもそれ以外の時間の方が多いと思います。

もし、テレビ会議ばかりをしている企業があるのなら、それはそもそもその会議の必要性を会議した方が良いかもしれませんね。

 

業務の進捗管理はオンラインでもできる!

業務の進捗管理についてはオンラインで行なう事も可能になります。

この業務の進捗管理をオンラインで行なうメリットはとても大きいので、断片的な報告などではなく、広い意味での仕事の視覚化が可能になるでしょう。

また、誰でもが見える状況というのは自分自身の仕事の把握にも繋がってくると思います。 

何となく仕事をしているのではなく、確実にプロジェクトを進められていると実感できるでしょう。

もちろん、期限がありますので、それを意識する事も重要だと思います。

業務の進捗状況を管理できるようなサービスやアプリというのは、現在多くの会社で提供をしておりますので、自社に合うサービスやアプリを見つけると良いですね。


テレワーク用の管理の仕方を模索する必要がある!

これまでの社員の管理の仕方とこれからの社員の管理の仕方というのはかなり変わってくると思います。

これまでのような仕事をやっているかやっていないかを常にチェックするような管理の仕方というのはテレワークには馴染まないと思います。

管理の仕方というのは企業それぞれで違うと思います。

テレワーク用の管理の仕方を模索する必要もあると思います。

その中で良い方法を見つける事ができれば、企業としての成長に繋がると思います。


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