テレワークを実際に導入するための気持ちの持ち方とは?
テレワークの導入によるメリットを色々とお話しさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
テレワークを導入できそうな企業、できなさそうな企業、それぞれあると思います。
それでは実際にテレワークを導入するにはどうすれば良いのでしょうか?
メリットを感じたとしても実際にテレワークを導入してみないと分からない部分も正直あるんですね。
必要な仕組みと仕事のやり方について考えてみましょう。
設備を整えればテレワークの導入によるメリットの恩恵を受けれるというわけではないんですね。
今までやってきた仕事のやり方をある程度テレワーク仕様に変える必要があるんですね。
ここではテレワークを実際に導入するための気持ちの持ち方について解説したいと思います。
自宅でできる事であればテレワークの対象になる!
まず最初にテレワークで実施しようとする仕事を整理しなければなりませんが、パソコンでできる仕事だけがテレワークの導入対象ではないんですね。自宅でできる事であれば何でもテレワークの対象になるんですね。
ほとんどの人がテレワークというのは会社と自宅のパソコンをインターネットで接続して行なうものと考えていると思いますが、自宅でできる作業であれば何でも良いと思います。
そして、ペーパーレス化にこだわる必要もないんですね。
ペーパーレス化ができないからテレワークができないというのは言い訳に過ぎません。
ペーパーレス化はできるに越した事はないですが、まずやれるところからやらないと前に進まないと思います。
人が移動せずに仕事をする事がテレワークの基本!
工場などではテレワークが難しいと思われますが、専用の機械を使わなければできない作業や重量物を作る場合をテレワークにするのではなく、軽くて小さいものを手作業で作るのであれば、自宅での作業も可能ですよね。人が移動せずに仕事をする事がテレワークの基本になりますので、パソコンにこだわらず色々な形で作業を進める事が重要だと思います。
材料とちょっとした道具を自宅に送れば、それだけでテレワークが可能なんですね。
これは家内手工業と呼ばれているやり方です。
前近代的だと考える人もいるかもしれませんが、手芸やパッチワークなど小規模な業種では一般的な事なんですね。
理屈の上では、日本中の人に仕事を依頼する事が可能になります。
無駄な事務処理や会議体を減らしていく努力も必要!
テレワークでは社員同士の情報伝達や意思疎通が難しいと考えられていますが、それはこれまでやってきた事を変えずにテレワークをしようとしているからなんですね。テレワークに適したやり方に仕事を変えていかなければなりません。
そのためにパソコンが必要かもしれませんが、ネットワークが必ずしも必要とは限りませんし、会議など無駄な部分も少なくないでしょう。
そして、コミュニケーションを取るためのアプリも現在数多くあります。
業務の連絡をするためのチャットのアプリもありますし、どうしても会議をやらなければならない時にはテレビ会議のアプリもあります。
ただ、テレワーク導入をきっかけとして、無駄な事務処理や会議体を減らしていく努力をする事が重要になってくると思います。
業務全体の無駄を洗い出す事ができれば、それだけ仕事の効率化に繋がってくると思いますので、テレワークの導入というのはメリットが多いんですね。
テレワーク仕様の仕事のやり方を見つける!
テレワーク導入だけですぐに仕事の効率化ができると考えるべきではありません。テレワークというのは1つの道具でしかないので、それをどのように活用するかを企業それぞれで考えなければならないんですね。
ある程度導入してみて、その企業なりの課題も出てくると思いますので、試行錯誤を続ける事で仕事の効率化に繋がってくると思います。
テレワーク導入のためのパソコン購入が必要不可欠だと考えて、その費用の捻出に苦労している企業もありますが、無理にパソコンを購入しなくてもできる事はたくさんあると思います。
自分の会社の仕事の内容をまずは見直してみましょう。
そして、その企業独自のテレワーク仕様の仕事のやり方を見つける事ができれば、仕事の効率化の実現はきっと達成できると思います。
その企業ならではのやり方を模索していく必要がある!
テレワークというのは一見未来の仕事のやり方のようなニュアンスでメディアでも取り上げておりますが、実はそうではありません。あくまでも道具の1つでしかないので、テレワークの導入を成功させるためには、その企業ならではのやり方を模索していく必要があるんですね。
テレワークを使いこなす事ができれば、仕事の効率を大幅にアップさせる事は可能です。
しかし、テレワークの初心者がすぐに仕事の効率を上げられるわけがありません。
テレワークの熟練度を上げて、自社ならではのやり方を見つける事でテレワークのメリットが分かってくると思います。
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