テレワークの導入で気を付けるべきセキュリティ面とは?
テレワークを導入する上で、インターネットがあると非常に便利ですが、セキュリティ面が心配ですよね。
当然、セキュリティソフトなどをパソコンにインストールしておく事も重要です。
企業の機密情報が漏洩してしまうと、企業としてはかなり損失が発生してしまいます。
テレワークの導入はメリットが多いですが、セキュリティ面を万全しておかなければならないというデメリットもあるんですね。
それではセキュリティ面でどのようなところを気を付ければ良いのでしょうか?
ここではテレワーク導入の際に気を付けるべきセキュリティ面について解説したいと思います。
確実なセキュリティを確保する事が重要!
セキュリティというのは、社内の情報が外部に漏れないようにする仕組みの事を言います。テレワークを導入するために、自宅から会社のネットワークに接続するためには確実なセキュリティを確保する事が重要だと思います。
いつも会社で使っているパソコンとテレワークで使うパソコンが違えば、その時点でセキュリティ面を注意しなければならないでしょう。
基本的には会社のパソコンを持ち出す事はセキュリティ上、良くないので、その辺のネットワーク環境をしっかりする必要があるでしょう。
もちろん、単なる文書作成やデータ整理だけであれば、セキュリティの問題は生じないかもしれません。
テレワーク導入に当たっては、どの程度のセキュリティ確保が求められるかを検討する必要があるでしょう。
テレワークを安全にやるためのセキュリティサービスはある!
セキュリティを確保するために、社内で特別なソフトウェアを開発するのではなく、すでに提供されているサービスを利用する事が現実的です。すでに多くの企業では本社と支店、支店間を接続するネットワークを構築しています。
セキュリティサービスとしてはありふれていると言えるでしょう。
現在はテレワークのサービスも数多く登場してきているので、自社の状況に合ったセキュリティサービスがきっとあるはずです。
コストはある程度負担する必要があるかもしれませんが、自社で開発しようと思えば時間もお金もたくさん掛かり現実的ではないので、是非検討してみて下さい。
テレワークで重要な事は同じレベルで仕事ができる環境整備!
テレワークで重要な事は社内と同じ環境の構築ではなく、同じレベルで仕事ができる環境整備です。自宅で会社と同じような環境ができたからと言って、同じような成果を上げれるとは限りません。
ただ、社内と同じレベルの成果が上げられるのであれば、企業としては問題ないですよね。
場合によっては、成果を上げるために仕事の手順を変える必要もあるでしょう。
これまでのソフトウェアに慣れていると、新しい手順をすぐに受け入れられないかもしれません。
適切な教育が必要となる事もあると思います。
専門性の高いソフトウェアになるほど、手順は複雑になりますので、新型コロナウィルス対策としてのテレワーク導入は難しいでしょう。
テレワーク導入のハードルは決して高くはない!
テレワーク導入に当たっては、どの仕事を自宅で行なうかを明確にする事が必要だと思います。もちろん、それを全ての部署で統一して明確化する必要はなく、社員個人レベルで考えるようにしなければなりません。
常日頃、自分がどのような仕事のやり方をしているかを考えてみましょう。
セキュリティを確保できるサービスを利用すれば、自宅のパソコンから社内のネットワーク環境を利用する事も可能になるでしょう。
しかし、それが本当に必要なのかは仕事の内容に依存すると思います。
例えば、紙媒体の伝票整理であれば、その伝票を自宅に持ち帰って自宅のパソコンに入力する事で仕事ができるでしょう。
専用のパソコンでなければできないのであれば、そのパソコンごと持ち帰るのです。
もちろん、社内の資料やパソコンになりますので、管理は本人の責任になります。
これであれば、毎日テレワークというのは無理かもしれませんが、週に何回かの出社で済むと思います。
出社する回数を減らせる事ができれば、今までよりも感染症予防対策になりますよね。
新型コロナウィルス対策としてテレワークが注目されるようになっていますが、その導入のハードルというのは決して高くはないんですね。
セキュリティ問題が解決しないならテレワークは無理!
企業にとって機密情報や顧客情報というのは非常に重要なもので、漏洩してしまう企業の存続の危機になってしまいます。テレワークを導入すると、そのセキュリティ面はどうしても軟弱になってしまいますので、しっかりと対策をしておく必要があるんですね。
そして、セキュリティ問題が解決しないようならテレワークの導入は見合わせた方が良いかもしれません。
事前の準備というのがとても重要という事なんですね。
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