テレワークを推進する時の様々な問題点について


テレワークを国の方でも推進しているという事で、補助金制度が設けられております。

テレワークは今後働き方改革と共に感染症予防対策にも繋がるので、どの企業にも導入して欲しいと思っているはずです。

ただ、設備を整えればテレワークをすぐに始められるのですが、すんなり仕事の効率化ができるかどうかはまた別問題です。

テレワークの導入を進める中でそれなりの問題点がいくつか出てくると思います。

ここではテレワークを推進する時の問題点について解説したいと思います。


中小企業の場合テレワークの補助金制度を活用できる!

テレワークを推進するためにはパソコンとネットワークだけではなく、会社と同じ結果を残せるような環境を作る事が重要になってきます。

中小企業の場合、そのために必要な経費は国の補助金を活用する事ができるんですね。

これは中小企業での残業規制が始まる事により、働き方改革を推進するために設けられた補助金制度になるんですね。

テレワークは働き方改革の手段の1つとして推奨されている方法で、どうしてもある程度のコストが必要になると思います。

そのコストを少しでも負担を少なくするための補助金制度というわけなんですね。

 

多くのアプリで社員同士のコミュニケーションは取れる!

ハードウェアとソフトウェアを導入すればテレワークを始める事ができますが、確実な実施のためにはいくつか検討しなければなりません。

テレワークで最も注目されているのは、社員同士のコミュニケーションの確保だと思います。

チャットやテレビ会議システムなどはすでに多くのアプリケーションとして販売されており、それぞれ工夫された仕組みになっているので、テレワーク導入の際にはとても役立つと思います。

これらのアプリケーションの導入は非常に簡単なものなので、パソコンとネットワークさえあれば明日からでもテレワークができると思います。

しかし、テレワークはこれまでの仕事のやり方とは全く違うものになりますので、根本的な仕事の考え方を変える必要があるので、実際に仕事の効率化が実現できるのは時間が掛かってしまうかもしれません。

それでもテレワークは感染症予防対策も兼ねておりますので、やはりいずれは導入せざるを得ないと思います。

 

テレワーク仕様のやり方を見つけ出さなければならない!

テレワークで重要な事は業務効率化を図る事です。

なので、今まで仕事をしていた事務所やオフィスと同じ環境を作る事が目的ではないんですね。

これまでもテレワークを導入しようとして試行してみたけれども、思ったように効率化に繋がらなかったために止めてしまった企業は実は少なくないんですね。

ただ、これについては企業ごとで独自の仕事のやり方があると思いますので、一概にこれをすれば良いというわけにもいかないのが現実です。

その企業なりのテレワーク仕様の仕事のやり方を見つけ出さなければならないんですね。

そして、どこに問題があったのかを明確にする事が重要になってくるんですね。

職場を移動させただけであれば、目に見える形の効率化に繋がらないと思います。

しかし、社員個人にとっては通勤時間を省く事はできるので、それだけでも大きなメリットと言えるでしょう。

 

セキュリティに掛かるお金を補助金で補填する!

テレワークの障害として、よく例に出されるのはセキュリティの問題だと思います。

社内のネットワークを外部からアクセスできるようにするためにはセキュリティソフトを導入する事が必要不可欠ですが、このためのソフトウェアライセンスの費用というのは決して安いものではないんですね。

そのための補助金がありますので、それを積極的に活用する事が重要になってくると思います。

国がテレワークを推進していますので、補助金を受け取る条件はそんなに厳しくしていないようです。

具体的な手続きについては経済産業省と厚生労働省のホームページに掲載されていますので、熟読してみる事をオススメします。

 

仕事や部下の管理のやり方も模索していく必要がある!

また、社員同士のコミュニケーションの重要性を考えている企業は多いのですが、テレワークでは進捗管理だけをしておけば、コミュニケーションができなくても問題ない場合も少なくありません。

コミュケーションばかりを取って、実際の仕事の効率を阻害してしまっているようでは本末転倒ですよね。

これまでのような会社の事務所やオフィスなどで社員が集まって仕事をする事はできないので、部下の管理の方法もこれまでとは違う方法をせざるを得ないと思います。

これから仕事の管理の仕方や部下の管理の仕方などもこれまでとは違う方法をそれぞれの企業で模索していく必要があると思います。

 

テレワークは根気強く改善していく必要がある!

テレワークは設備を導入してからがスタートなので、導入したからと言ってすぐに思っているようなメリットの恩恵を受けれるわけではありません。

テレワークはあくまでも手段なので、企業ごとで問題点なども出てくる事が予想されます。

これはやはり一筋縄ではいかないので根気強く改善していく必要があると思います。


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